海外FXでのスキャルピングは、リスクだらけ!スキャルピングはほどほどに!
FXの魅力といえば複利を利用したハイレバトレードですが、海外FXを利用しているトレーダーは資金効率をあげようと、スキャルピング(超短期売買)をするのは控えるようにしてください。
理由は海外FX唯一のデメリットである広いスプレッドです。
今回はスプレッドが広めな海外FXでの問題点と目標pipsの目安を解説します。
※初心者向けの内容となっているので中級者以上は読む必要ありません。
目次
1. 広めのスプレッドの弱点
広めなスプレッドは、それだけ手数料がかかり稼ぎにくいということです。
多くの人はわかっているでしょうが、それでもスプレッドの怖さを過小評価していると思います。
スプレッドは本当に利益に影響を与えます。
スプレッドなんて1pipsくらいとなめていると、気づいたら破産していますよ。
スプレッドは固定の手数料と異なり取引量に応じて変化します。
短期大口取引なら一回の取引で数万円スプレッドで持っていかれます。
まあスプレッドでいくら持っていかれようと稼げれば問題ないのですが...
管理人が一番気にしてほしいスプレッドの弱点は、手法にエッジがないと確率的に100%負けるということです。
10pips利食い・10pips損切りだとしても、スプレッドが2pipsあったら12pips動いてやっと利食い、損切りは8pips逆行したら引っ掛かります。
スプレッドは目標pipsが小さいほど大きな影響を与えます。
FXは上下(50%)を当てることで勝てるゲームですが、スプレッドがあると当てるのがかなり難しくなるわけです。
スプレッドも考慮したうえでエッジがある手法でないといつか資金がゼロになります。
多くの人はスプレッドがかなり厄介とわかっていると思いますが、あまり気にしていなかったという人はすぐに意識を変えてください。
2.どれくらいのpipsを狙うべきか?
スプレッドは狭ければ狭いほどいいですが、海外FXは国内FXより基本スプレッドが広くなっています。
その理由は採用している方式の違いなのですが詳しくは、こちらの記事を読んでください。
海外FXでハイレバトレードやゼロカットで安心して取引したいという人が、広いスプレッドをどう対処するべきか説明します。
広いスプレッドの影響を減らすには目標pipsを大きくする必要があります。
結論から言います。
目標pipsは最低でもスプレッド幅の5倍以上にしてください。
5倍は本当にギリギリです。
自分の手法に自信のある方は問題ありませんが、初心者やいまいち手法に自信がないという人は10倍以上にしてください。
10倍ということはスプレッド幅が2pipsの場合、20pips以上を利食い幅にして下さい。
(損切り幅は手法次第ではもっと狭くても大丈夫です。)
これならスプレッドの影響をあまり受けません。
もちろんもっと大きな値動きを狙えば影響は減ります。
まちがっても、2.3倍なんて言うスキャルピングは絶対にやめてください。
瞬殺されます。
よくネット上にスキャルピングが、一番資金効率がいいから、早く稼げるしおすすめなんて書いてありますが、ドル円スプレッドの0.3pipsなどの国内FXの話であって、海外FXを利用したいならスキャルピングは控えた方が無難です。
海外FX初心者はデイトレくらいがちょうどいいでしょう。
3.まとめ
どうですか?
海外FXのスキャルピングの難しさと目標値幅の目安はわかりましたか?
数pipsの値幅を狙いたいという人は、海外FXはあきらめて国内FXで取引しましょう。
個人的には国内FXはおすすめしませんが...